●鉾田市出身料理家ほりえさちこ～ほこたの野菜の美味しさ、魅力をもっと知りたい、広めたい②～

2023.03.13

【ごぼうの簡単レシピ！】

鉾田の食材を使ったリポートの2回目です。私は小学高学年の時から料理することが好きになり、家にたくさんあった野菜を使っては創作料理を楽しんでいました。大学から家を出ているので、鉾田で生活した日々より出てからの方が長くなってしまいましたが、いまだにスーパーで鉾田の野菜をみかけるとつい買ってしまいます。料理の仕事をし始めて20年くらいたち、これまで色々な料理を数えきれないくらい作ってきました。今回はその中からごぼうをピックアップして、レシピを紹介したいと思います。

＜ごぼうの調理のポイント＆栄養を損なわないコツ＞

ごぼうを選ぶ時は、先端がしおれたり、ひびが割れているものは鮮度が落ちているので避け、弾力があるものが良いです。皮は独特なうま味や香りがあるため、ピーラーなどでむかずに、たわしや包丁の背でこそげ取るくらいが良い！変色しやすいですが、変色するのはポリフェノールが含まれているから。水に長時間つけたりすると、せっかくの栄養がぬけてしまいます。麺棒やすりこぎなどでたたくと、繊維がつぶれて味がしみこみやすくなります。ごぼうはなんといっても食物繊維が豊富なので便秘予防にも。また生活習慣病の予防にも良いとされているので積極的に食べたいですね！

今回紹介するレシピはどれもごぼうが主役。シンプルな材料と調味料で作る簡単レシピです。

★ごぼうのから揚げ
～こどものおやつにもぴったり。ビールにも合う！～

＜材料＞

・ごぼう…1本

・A（醤油：大さじ１、コンソメ：小さじ１、おろしにんにく：1片）

・片栗粉…適量

・揚げ油…適量（フライパンで高さ2cmくらいまで油を注げばOK）

・あれば水菜…適量

＜作り方＞

①ごぼうは4～5cm長さに切り、縦半分に切る。

②ポリ袋に１を入れAを加えてもみこんだら30分以上おく。

③②に片栗粉をまぶす。（ポリ袋に片栗粉を入れてふって全体にまぶすと楽ちん）